場面別ガイド

防犯カメラ映像を共有・公開するとき|映り込んだ人の顔をぼかす方法

マンションの管理組合への報告、住民への注意喚起、店舗の研修資料——。 防犯カメラの映像を人に見せたい場面は意外と多いものの、そこには事件と関係のない住人や来店客も映っています。 誰に渡すかで扱いがどう変わるのかと、関係のない人の顔を隠して共有する方法をまとめました。

実際の仕上がり

同じ動画を Obscura で処理した例です。人物が動いても、ぼかしが顔に追従します。

処理前
顔がそのまま映っている元の動画
処理後
顔だけをやわらかい楕円ぼかしで自動処理

サンプル動画は音声なしで自動再生・ループします。素材提供: 動画AC

最初に:警察や裁判所に出す映像はぼかさない

被害届の提出や捜査への協力で映像を渡す場合は、加工せず原本のまま提出してください。 顔をぼかしてしまうと、人物を特定するという本来の目的を果たせなくなります。 このページで扱うのは、それ以外の「映っている全員を特定する必要のない相手」に見せる場面です。

防犯カメラの映像は「個人情報」になり得る

個人情報保護委員会は、カメラの映像について特定の個人を識別できる場合は個人情報に該当するとしています。 防犯のために撮っている映像でも、住人や来店客の顔がはっきり映っていれば扱いに注意が必要です。

防犯目的の映像を外部に出す代表的な場面は、捜査機関や裁判所などからの法令にもとづく照会です。 それ以外の目的で外に出すときは慎重な判断が求められ、とくに管理組合の掲示板やSNSのように 広く見られる場所に、関係のない人の顔をそのまま出すのは避けるべきです。

出典:個人情報保護委員会 「カメラに関するQ&A」/ 公益社団法人 日本防犯設備協会 「防犯カメラと個人情報保護法の取扱い

このページは一般的な情報の提供を目的としたもので、個別の法的判断を示すものではありません。 提供の可否に迷う場合は、管理会社や専門家に相談してください。

誰に見せるかで、扱いが変わる

渡す相手・場面考え方
警察・裁判所加工せず原本で提出する。ぼかしは入れない。
管理組合・住民への報告「何が起きたか」が伝われば足りることが多い。関係のない住人の顔はぼかしておく。
店舗・社内の研修手口や動線を共有するのが目的。来店客の顔は隠しておくと資料として使いやすい。
SNS・報道への提供最も広く拡散する。映り込んだ第三者の顔は必ずぼかす。

なお、犯人とされる人物の顔を独自に公開することは、人違いだった場合の名誉毀損やプライバシー侵害のおそれがあります。 人物の特定は警察に任せ、注意喚起では「どんな被害があったか」を伝えることに絞るのが安全です。

Obscuraが向いている場面・向いていない場面

向いている

  • 管理組合や住民への報告に、状況の映像を添えたい
  • 店舗の防犯研修で、手口の映像を共有したい
  • 映り込んだ通行人を伏せて、報道やSNSに提供したい

向いていない

  • 警察・裁判所への提出(原本のまま出してください)
  • 特定の人物だけ顔を残したい(全員がぼかされます)
  • 車のナンバーや服装を隠したい(顔以外は対象外)

防犯カメラ映像ならではの注意点

防犯カメラは、スマートフォンやビデオカメラとは撮影条件が大きく異なります。 次のような映像では顔を検出できないことがあるため、共有する前に必ず全編を確認してください。

  • 天井から見下ろす角度:顔を真上に近い角度から撮った映像は、顔として認識されにくくなります。
  • 顔が小さく映っている:広い範囲を映す広角レンズでは、一人ひとりの顔が数十ピクセルしかないことがあります。
  • 夜間・暗所・赤外線の白黒映像:コントラストが低いと検出精度が下がります。
  • 画面に焼き込まれた日時・カメラ名:場所の特定につながる場合は、公開範囲を考えて扱ってください。

防犯カメラ映像の顔をぼかす手順

  1. 共有する部分を切り出す録画機から必要な場面だけを書き出します。長時間の映像を丸ごと渡す必要はありません。
  2. アップロードして自動でぼかしAIが映っている顔を検出し、動きに合わせてぼかします。
  3. 全編を確認してから共有完了するとメールでお知らせします。検出できていない顔が無いか確認してから渡してください。

よくある質問

警察に提出する映像もぼかしたほうがいいですか?

いいえ。警察や裁判所へ提出する映像は、加工せず原本のまま渡してください。ぼかしを入れると、人物の特定という本来の目的を果たせなくなります。

犯人と思われる人の顔だけ残すことはできますか?

できません。Obscuraは映っている全員の顔をぼかします。また、犯人とされる人物の顔を独自に公開することは、人違いや名誉毀損のおそれがあるため、特定は警察に任せることをおすすめします。

画質の低い防犯カメラの映像でも使えますか?

処理はできますが、顔が小さい・天井から見下ろす角度・夜間で暗いといった条件では検出できないことがあります。公開や共有の前に、必ず全編を確認してください。

アップロードした映像はどう扱われますか?

顔の検出とぼかしはObscuraのサーバー内で行い、外部のクラウドAIには映像を渡しません。処理済みの動画は保存期間を過ぎると削除されます。

料金

新規登録で 50 ポイント(動画 5 本ぶん)を無料で進呈します。動画1本の変換に使うのは 10 ポイントです。 使い切ったあとは、必要なぶんだけ買い足す買い切り制です(月額料金はありません)。

プラン 価格 ポイント 動画 1本あたり
新規登録特典 ¥0 50 pt 5
スターター ¥500 10 pt 1 ¥500
スタンダード +25%お得 ¥2,000 50 pt 5 ¥400
プレミアム +50%お得 ¥5,000 150 pt 15 ¥333

表示は税込です。お支払いは Stripe の決済ページで行われ、カード情報が当サイトに保存されることはありません。

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